不動産の売却方法は大きく分けて2種類 PART2
不動産の売却方法は大きく分けて2種類あります。
(A)弊社での買取による即時売却 (B) 仲介による売却
今日は、前回に続き(B) 仲介のよる売却についてご説明したいと思います。
【売却までの流れ】
①査定依頼
まずは、即時売却と同様に登記簿謄本や建物図面をもとに物件情報とお客様のご連絡先等を教えていただき、査定依頼をお受けいたします。 登記簿謄本や建物図面がない場合でもこちらで調査いたしますので必ずしも必要ではありません。
②査定価格の算出
頂いた情報をもとに独自の価格査定方法により、物件の調査を行い(可能であれば建物内覧をお願いします)査定価格を提示いたします。
この時提示させていただく査定価格は、あくまでも予想価格なので、実際の成約価格ではございません。
※仲介での売却を依頼を取り付けるために高値を提示する不動産業者もございますので、査定価格が適正かどうか注意が必要です。
③お打ち合わせ
査定報告書をご覧いただきながら、どうしてそのような価格になるのかを丁寧にご説明させていただきます。 ご納得いただいた時点で、媒介契約書(不動産の売却を依頼する為の契約)を締結します。
④広告期間
ご依頼の数日後から広告等により、買い手探しが始まります。
物件に興味のあるお客様が現れると、現地案内となりますが、何人も見に来ているのに決まらない…数ヶ月経過しても買い手が見つからない等も多々ありますので、その場合は価格を値下げして再度の販売という流れも予想されます。
⑤購入希望者からの申し込み
購入希望者が見つかると、申し込みが入ります。ここから諸条件の調整(価格交渉・支払い条件・引き渡し日等)が始まります。
⑥売買価格交渉
売主、買主双方の希望条件による調整を行います。交渉は直接行うのではなく、当社が仲介致します。双方の希望が折り合わず、白紙に戻ることもあります。
⑦売買契約
一般個人の方が買手の場合、ローンを組むケースが多くございます。その場合、買手のローンが不成立の際は、白紙解約となる特約をつける事が慣行となっております。「無事契約が終了して喜んでいたら解約になってしまった…」なんて事も珍しくありません。
⑧残金決済
当初の価格提示から売却完了までに要する期間が3ヶ月なのか1年なのかは、結果以外には判断が付きません。長期の販売期間によって、相場自体が下落してしまい、後手を踏んでしまった方も、数多くいらっしゃいましたので、要注意点です。
以上が、仲介で売却による不動産の売却方法になります。
A)弊社での買取による即時売却 (B) 仲介による売却
どちらにもメリットとデメリットがありますので注意が必要です。
次回はメリットとデメリットについてご説明したいと思います。